社長ブログ

ミューテック35の曲げ加工【パート①】

最近急に寒くなってきて、猫背がよけいに丸くなってきた谷口です。

製品開発の際、【曲げ加工】が必要な品物はとても多いですよね。
本日は弊社の根幹事業(精密板金加工)をご紹介します。

ステンレスやアルミなどの金属に曲げ加工を行う際、ベンダーという機械を使用します。
機械上部に金型(パンチ)を取り付け、下部にも金型(ダイ)を取り付け、何トンもの力をかけて正確に曲げます。
弊社で保有しているベンダーはt35からt80という、小型のものから中型のものまで対応しています。

40年以上の経験を持つベテラン職人も、新たな事に常に挑戦している若手の職人もおりますので、
他社では断られてしまった案件をお持ちの方はぜひご連絡ください!

曲げ加工【パート①】
曲げ加工【パート①】

(技術力が高く、仕事が早く、いつも笑顔の家族思いな職人さんです↑)

次回は弊社の特徴の一つ、【精密なベンダー加工をスピーディーに対応】について詳しくご紹介いたします!

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プロの手で【アルミの溶接】

気が付けば九月も中ごろにさしかかり、夏休みがはるか昔に感じている谷口です!

みなさまアルミの部品を接合したいけれど、アルミの溶接は難しいからと断られ困ったことはありませんか?

なぜ難しいのか理由をいくつか上げてみます。

  1. 融点が低い
    まずは融点が低いことです。
    アルミの融点は660°ととても低く熱で溶けやすいため急いで溶接しないと製品が溶けて落ちてしまいます。
  2. 熱伝導率が高い
    熱伝導率が高いので歪みやすく、割れやすいので溶接時間を短縮しなければなりません。
  3. 酸化被膜が出る。
  4. 酸化被膜の融点が非常に高いことと、
    見た目も悪く強度を弱めてしまうブローホールが生じやすいので除去や管理が大変です。

上記の点からもわかるように、アルミの溶接は熟練の溶接マンでも苦戦する作業だと思います。

それではここで、弊社が誇る溶接部部長の仕上げた溶接面をお見せします!

アルミの溶接面
アルミの溶接面
アルミの溶接面
アルミの溶接面

 

ビートが均等でとても美しい仕上がりです!
弊社の溶接部部長はアルミの溶接がとても得意です。
難しい案件ほど燃える方です。

試作専門として30年以上の経験があるミューテック35では
大小さまざまな多業種さまの溶接のお困りごとを解決してきました。

「我こそは難易度の高い案件を持っている!」という方は、弊社に挑戦の機会をください!

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美しく環境にも優しい【粉体塗装】

心機一転ブログを頑張ろうと思っている谷口です!

皆さま製品を作る際に最後の表面処理で強度を出しつつ美しさも確保したいという場面はありませんか?

弊社は一つの解決方法としいて【粉体塗装】をご提案しています!

粉体塗装とは、その名の通り粉状の塗料を吹きかけ、高温で熱し付着させます。

粉体塗装
粉体塗装

 

有機溶剤を使わないので環境にも優しく、揮発性有機化合物を含まないため作業者にも優しい塗装です。

当社のジュエリーブランド、『THE BLOSSO』でも採用しています。

 

blosso
blosso

 

こちらの写真でもわかるように光沢感のある美しい仕上げが可能です。
光沢以外にも粉体塗装ならではの特徴的なテクスチャーもありますが、
それについてはまた別の機会にご紹介したいと思います!

塗膜が厚く柔軟性があるため、ひび割れや剥がれを防げるのも特徴です。

試しに曲げてみます。
こちらが粉体塗装を施したパーツです。

 

blosso
blosso

 

ペンチでむにっとしてみます。

 

 

 

ひび割れず、塗装面も綺麗な状態のままです!

強度も耐久性もあるので、屋外に設置する工業機器のカバーなど、今後提案していきたいと
思っています。
また意匠性の高い仕上げが可能なのでファサードやアートオブジェにも多く使われているそうです。

精密板金の試作を専門としているミューテック35では
一個から粉体塗装をお受けできます。
試しに粉体塗装をしてみたいという製品がある方はぜひお問い合わせください!

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「試作屋で感じる ものつくる喜び」日本仕事百貨さまインタビュー

心がふんわりと温かくなるような出来事がありました。

求人情報を「日本仕事百貨さん」に取り上げていただいたのですが、
その裏話についてご紹介します。

私たちは、様々な生き方や働き方を大切にしています。

それを伝えたくて、「日本仕事百貨さん」に掲載を決めたのですが、
そこで出会った記者さんの取材方法に、心から感動しました。

半日もの間、経営者である私や、
私たちと一緒に働く仲間たちへのインタビュー、
そして工場の見学まで。

記者さんの「この会社を深く知りたい」という姿勢が、
どこまでも真摯で、その熱意には本当に心打たれました。

記事には、経営者としての私の思いや、
私たち従業員一人ひとりの生き方、働き方が丁寧に綴られています。

それを読んだ人が「こんな会社で働きたい」と感じてくれること。
それが私たちが望んだことであり、
記者さんはそれを見事に形にしてくださいました。

「試作屋で感じる ものつくる喜び」と題されたその記事。

読むと、自然と笑顔がこぼれます。
経営者になったその日から、
私が目指していたのは「明るい雰囲気の工場」。

記事を通して、私たちの工場が、
まさにそのように描かれていることに、
大きな安堵を感じました。

工場の中はいつの間にか、
私が思い描いていた、
気持ちの良い場所へと変わっていたのですね。

この記者さんとの出会い、
そして記事を通じて伝わってくる温かさに、
改めて私たちの仕事への愛情を深めることができました。
心から感謝しています。

そしてこれからも、私たちは多くの人にとっての
「働きたい場所」であり続けたいと思います。

ぜひ記事を読んでみてください。
https://shigoto100.com/2024/04/mutech.html

社長ブログ 新商品・販売のお知らせ

嬉しいお知らせ

今日はとっても嬉しいお知らせがあります。
ショップチャンネルで、私たちのBLOSSOが紹介されました。

石塚さんが登場し、私たちのものづくりへの情熱を
とても素敵に伝えてくださいました。

石塚さんは、自分たちの手で何かを作ることの大切さを
深く理解くださっていて、
その情熱で当社に入社くださいました。

ものづくりを愛し、現場の仕事が大好きなのです。

ショップチャンネルでの話の中で、
現場のスタッフの名前が出てきたり、
ものづくりに対する愛が伝わってきたりして、
とても感動しました。

放映当日は、

工場のみながスマホで見たり、
家族が録画してくれたりと、
社内では小さな大事件となっています。

私たちの仕事や情熱がこんなにも多くの人に届き、
共感してもらえることは、本当に嬉しいですね。

すべてのスタッフの方々が一丸となって
作り上げたものが評価され、
愛されていることに心から感謝しています。

 

※写真は放映当時の情報です。

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明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

旧年中は新型コロナウイルスの影響の中
皆様より変わらぬご愛顧を賜りとてもありがたく厚くお礼申し上げます。

昨年は切削加工事業の立ち上げに奔走した一年でございました。
切削加工熟練者の採用にはじまり、ロボドリル、NC旋盤、三次元測定機を設備しました。

私たちの強みである「迅速さ」を精密板金だけでなく切削加工にもいかして、
皆様のよりスピーディーな商品化に役立ちたいという思いでございます。

昨年よりお客様ごとに「オンライン工場見学会」を開催しており、
特に若手の開発者様やデザイナー様から大変好評を得ております。

是非御社においても見学会へのご参加をご検討下さいませ。

「試作、ものづくりの機敏で頼れるパートナー」

ミューテック35のスローガンのもと
全員の力を合わせて皆様の信頼にお応えできるよう努めてまいりますので
2021年もこれまで同様のご愛顧を賜りますよう
何卒よろしくお願い申し上げます。

新型コロナウイルス感染症の一日も早い収束と
皆様のご活躍をお祈り申し上げます。

株式会社ミューテック35
役員、従業員一同
URL:https://www.myutech35.co.jp

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私にとって神様のような存在の方が工場を見学してくださいました

私にとって神様のような存在の方が工場を見学してくださいました!
松下幸之助氏から最後の薫陶を授かった木野親之先生。93歳とは思えないほど生き生きと発せられるお言葉からは「松下経営理念を後世に伝えなければ」という大きな使命、気概を感じました。
様相が刻々と変化する経済のなか、あらためて、社会に必要な会社であり続けるためにこれから何をしなければならないのか、よ~く考えるチャンスを授かりました。
木野先生、ありがとうございました。またこのような光栄な機会を下さった従業員の皆さんに心から感謝します。(代表 谷口)