精密板金加工

敏速・精密板金加工

期待を超えます!精密板金加工

設立から30年、当初より試作板金に携わり、一見、無理難題かと思われるご要望にも挑戦しつづけてまいりました。お見積もりから技術的な相談まで迅速に対応し、早期製品化に向けてサポートいたします。

アルミ、ステンレスの板金加工を中心に平均ロットは30個以下。毎日が新しい品物との勝負です。受注案件の約8割が新規のため、月間プログラム数は1600を超えます。YAGレーザ溶接機も備えてスピードと品質を追求し、絞り加工など複雑なものでも、金型レスでローコスト、短納期で対応できる体制を整備しています。小ロット1個からご相談ください。

アジリティ

アジリティとは速いだけではなく適切な判断を行う能力であり、当社の精密板金加工のコンセプトです。考える人材の育成と独自の生産管理システムにより超短納期を実現しています。

高精度

加工が難しい図面でも、お客様が実現したい精度のため打ち合わせを行い、ご提案いたします。精度は、工程により異なりますが、抜き±0.02、曲げ±0.05、溶接±0.1を確保。

丁寧な仕上がり

とにかく当社の部品は「きれい」と言われます。外観部品ではない部品でも、バリ取りや仕上げのきれいさは結局のところ精度を実現する仕事姿勢に繋がると考えています。

精密板金加工とは?

  • 精密板金とは、鉄、ステンレス、アルミ、銅、真鍮といった素材の薄い金属板に対して抜き・曲げ・溶接・追加工などを施し形にしていく加工方法です。
  • 求められる精度も曲げ加工では0.1mm単位、抜き加工では0.05mm以下という精度が多く、高度な技術を求められる加工です。当社では、抜き±0.02、曲げ±0.05、溶接±0.1を確保。
  • 板厚はステンレスで0.01mmから対応可能。
  • 検査機器、測定機器、産業用プリンタ、半導体、弱電部品、自動車、医療、食品、アパレル、店舗什器業界など幅広い業界と取引があり、各業界が求めるポイントを理解しております。
  • 板金設備のみではなく、ワイヤーやマシニングも保有し組み合わせて高精度・短納期を実現。「板金は精度がでない」という常識を覆します。
  • 3Dデータ対応。見積もスピーディにいたします。
  • 300以上のベンダー型、また、あらゆる金属板をストックし短納期に貢献。

1.図面展開・工程設計

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お客さまより2Dまたは3Dデータをいただき、図面展開を行います。そして最速で加工を行うために工程設計を行います。当社では見積をエンジニアが行っていますので難しい板金加工は見積り時におおよその工程が設計されています。設計された工程はデジタルデータとして各作業者がタブレットやTVモニターで確認できるようになっており、全員がリアルタイムに各品物の品質・納期の進捗を確認できます。

2.切断

精密板金

レーザー加工

非接触で素材に触れることがないため切断面にバリやダレが少なく高精度の加工が可能です。金型を使う必要がないので段取り変更の時間をカットすることができ、複雑な形状も切断できます。精度±0.02(形状による)、厚み 鉄:~6mm / ステンレス・アルミ:~6mm / チタン~3mm

タレパン

正式名称をタレットパンチプレスといいます。複数の金型を搭載したタレットから素材に合ったパンチを選び素材を打ち抜きます。自社独自の保有型があるため加工時間を短縮することが可能です。

ワイヤーカット

ワイヤー線に電流を流し、電気の力で加工物を切断する加工方法です。非接触加工なので高精度の加工が可能。ワイヤーカットでベンダー型を内製で製作できるため、複雑な精密板金・試作板金加工にも短納期で対応いたします。精度±0.003、厚み:0.005㎜~

3.絞り・曲げ加工

板金 絞り加工

積層金型を使用して絞り加工を行います。本金型を作る必要はなく金型レスで加工が可能です。近年、絞りでできる板金加工についても複数部品の溶接という設計が見られます。絞りの方が安価な場合も多いですので、ご相談ください。

板金 曲げ加工

プレスブレーキなどのベンディングマシーンを使い、パンチ金型とダイ金型で素材を折り曲げて成形していきます。鋭角曲げ、L曲げ、Z曲げ、ヘミング曲げなどに対応可能です。

4.バリ取り

製品に付着した残留物(バリ)を取り除く工程です。バリが原因で怪我をすることもあり、精度にも影響してきます。バリ取り機で取り除くことが出来ない場合は人の手で研磨作業を行います。

5.溶接

2つ以上の部品を接合する際に行います。アーク溶接、レーザー溶接、スポット溶接、スタッド溶接など各種の溶接が可能です。当社はアルミの溶接も得意です。

6.検査

完成された製品は検査部にて仕上がり寸法、数量等の検査を行い出荷します。

精密板金加工 対応素材

豊富な板金材料をストックしており、短納期に対応しています。在庫表はこちら

素材 主流はステンレス、アルミ、鉄
チタン、インコネル、パーマロイ、コバールなどの難素材も対応
加工ワーク 長さ2500mmまで
板厚 鉄 [SPCC]0.4mm~9.0mm [SECC(メッキ鋼板)]0.4mm~3.2mm
ステンレス [SUS]0.01mm~6.0mm (301・304・316・430等)
アルミ [A5052]0.3mm~6.0mm
真鍮1銅 0.01mm~400mm
その他の材料に関しましてはご相談ください。
入稿データ ・2D CADデータ( dxf、dwgなど )
・3Dデータ( step / igs / x_tなど ) 受入可能です
(Solid Worksを使用しています)

精密板金加工 Q&A

後処理に焼入れがあるということは、板金加工時に余計な「焼き」を入れない方が良い場合が多くあります。そのためレーザー加工を避けてワイヤー加工で抜くことをご提案いたします。(お客さまによっては、そこまで気にされないこともあります。)

部品の使い方をヒアリングし、最適な作り方からご提案いたします。

はい、機械加工、ワイヤー加工、めっき、塗装、シルク印刷など一括でお任せください。

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