Case Study

エルボーと板材との溶接の際、エルボーの形状によってはトーチが入らず、溶接が難しい場合があります。溶接の際には、基本的には60度程度の角度が必要になります。

このような場合、内側から溶接しますが、内側は平面溶接になるため、外から溶接するほどの強度が担保できません。(外側から溶接する場合は隅肉溶接となります)

内側から溶接する場合、歪みは少なくなります。

そこで、内側からの溶接で歪みを少ない状態を実現しながら、同じような隅肉溶接を実現するためには、次のようにエルボーの内径より板材の穴径を広くとることが考えられます。しかし、取り付ける場所によってはこの方法は選択できない場合もあります。

内側から溶接を行うと、歪みは少ないですが、歪みが全くないわけではありませんので、さらに平面度が求められる場合は、機械加工で平面を出します。

当社では板金、溶接、機械加工と社内でワンストップで対応いたします。

エルボーの溶接